授業をチラ見

結果が良くても、途中経過がダメなら評価はされない!プロセス品質という考え方

こんにちは。メタバース工学科担当教員のしゅんしゅんです。

「QCD」という言葉を知っていますか?

Q:Quality 品質
C:Cost コスト
D:Delivery 納期

のことで、サービスや製品の結果に対する評価を表します。
例えば、お客様から依頼され作成した3DCGが

 お客様の要望に沿っていてとても品質がよく(Q)、
 費用も適切で追加費用なども発生せず(C)、
 締切までに完成され納品された(D)

というようなことです。

しかし、QCDが良ければお客様(相手)が満足するわけではありません。

 要望に沿ったとても良い製品ができ、
 値段も適切で納期に間に合った

としても相手は不満足ということが発生します。

それはなぜかというと「結果に対する評価」以外に出来るまでの過程「プロセスに対する評価」というものも存在するからです。
エンジニアがシステムを作成したり、クリエイターがCGや映像を作成したりするには時間がかかります。
完成するまでの間、依頼をした人や指示をした人とのやりとりが発生します。
その過程における立ち振る舞いでも相手の満足度は大きく変わるんです。

 要望に沿ったとても良い製品ができ、
 値段も適切で納期に間に合った

というQCDの観点からは良い結果であっても、
納期ギリギリまで連絡がこず、本当に作成されているのかずっと不安だったという状況になっていたら相手の満足度は下がり、次の仕事を依頼されないということはあります。

学生のみなさん(特に通信制課程の生徒のみなさん)の身近な例で言えば

 期日までにレポートを提出

すればよいというわけでもないということです。
期日ギリギリまでレポートが一つも出ていなければ、担任の先生からしたら

 学習が進んでいるのかな
 何か困っていることがあるのかな
 悩みがあったりするのかな

と不安に思ったり、気になったりしてしまい、結果としてレポートが提出されても期日ギリギリまでレポートを提出しない人という認識をされてしまうこともあります。
日々頑張っていたとしても、相手に伝わっていなければ適切な評価はされないこともあるということです。

この「プロセスに対する評価」は『サービスサイエンス』というちゃんとした学問です。
ぜひ、結果だけではなくプロセスにも着目してみてくださいね。

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