先生のつぶやき

ユニバから学ぶ空間づくり

こんにちは。メタバース工学科担当教員のしゅんしゅんです。

先日は大阪にあるユニバーサルスタジオジャパンに行ってきました!
大きな目的はSPY×FAMILY XRライドに乗って、VRを使ったアトラクションを体験することだったのですが、ユニバでの体験は空間づくりの参考になったので共有しますね。

何が参考になったかと言うと
〈突然異世界が現れる工夫〉
があるということ

まずは、下の地図を見てください。

地図の赤矢印はハリーポッターエリアへの道なんですが、森の中を進むといきなりハリーポッターの街が現れたり、街中を進んでいくといきなり城が現れたりする。 森や街でその先の空間を見えないようにしていて、道が開けた瞬間に世界が広がる  

これが感動を呼ぶんですよね〜

ニンテンドーワールドへの道(紫矢印)もそうです。 土管の中や洞窟の中を通った先にワールドが広がっています。
これは私の考察でしかないのですが、ニンテンドーワールドは外から見えないようにするために、わざと地面を下げて地下からワールドが始まっているのでは?と考えてしまいました。

ゴールフラッグが立っている山は結構高いのですが、エリア外からはほとんど見えないんですよね。
見えないもの(想像できていないもの)が突然現れるから驚きがある。

驚きや感動は人の心が動いたということ。
人は心が動けば、それを友達や家族に伝えたくなります。そうやって口コミが広がり、また人が訪れてくる。

こういう空間の作り方はメタバース空間にも応用できますね!

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