先生のつぶやき

VR触覚コントローラーがメタバースの産業利用を促進するか!?

こんにちは。メタバース工学科担当教員のしゅんしゅんです。

ネットニュースを見ていたら「「VR触覚コントローラー」事前登録(第2期)を開始」という記事が目に飛び込んできました。

VR触覚コントローラー!?

新しいもの好き、ガジェット好きのしゅんしゅんとしては興味津々で、この単語だけでワクワクが止まらない・・・
みなさんはどうですか?そんなにワクワクはしないですかね~

『VR触覚コントローラー』とは何かというと

VR内のオブジェクトの”手触り”がわかる!
VRをプレイしていると目の前に存在するオブジェクトに触れられないもどかしさを感じることはありませんか? そのフラストレーション、解決します!
VR触覚コントローラーを使うと、触れたことがわかるだけでなく、手触りまでも感じることができるようになります(さらさら、ざらざら等)

※公式HPより

というものです。
なんかすごくないですか?3DCGで作ったものに触れられて、その触感がわかる。

そんなコントローラーをいまシャープ株式会社が開発しているそうです。

ゲームなどの遊びの世界でも「手触り感」があったら面白いですが、このコントローラーはメタバースの産業利用(仕事での利用)にも役立つのではないかなと考えています。

メタバースは先進的な企業や自治体が実験的に使っていますが、メインは個人がエンタメ的に使うことが多いのが現状です。
この次のフェーズとしてメタバースの産業利用が来ると思っていますし、国内メタバースプラットフォーマーのクラスター社も産業利用に向けた研究を加速化しています。

その産業利用を促進する一つのアイテムとして「VR触感コントローラー」は役に立つと思います。
例えば、
・商品をメタバース空間で販売するときに、見た目だけではなく、質感も伝えることができる
・メタバース空間内で工場内の機械操作や監視などを訓練する際に、手で触った感じを伝えることができる
・熟練の職人の技を伝えることができる
・旅行ツアーを案内するメタバース空間で空気の流れ、風の動きなどを伝えることができる
などなど

いままで、五感のうち視覚、聴覚のみを伝えることができていましたが、そこに触覚が加わることでより現実に近い体験をしてもらうことができる。それによってやれること・表現できることが増え、仕事にも使いやすくなる。

まだまだ、コントローラーの着脱のしやすさやそもそものVRゴーグルの気軽さの向上など、簡単に体験してもらうためのハードルは多いですが、おもしろい未来が訪れる予感はしています(^^♪

あっ!もちろん、しゅんしゅんはこのコントローラーの事前予約をしましたよ。
学校でみんなで体験したいから順調に開発が進むといいな~


関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP